繋がる個体 31話 夜8時、決断のとき。

公開日: 

3mのラインを踏み越えて、ここみを捕まえてしまった原田。

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ここみ
「もぉ~、つかまっちゃった!」

原田
「ははは、鬼ごっこかよ。
ま・・またバッティングセンターでも行くか!」

ここみ
「あ、うん、行くっ。」

原田
「じゃあ、明日夜8時同じとこな!」

ここみ
「えっあっ、うんっ。」

原田とここみ

仕事に戻る原田。

ここみの足元には、原田が回収するはずだった空き缶が転がっていた。

孝太郎とみさをが大学の教室で話している。

みさを
「孝太郎ってさー、残念なヤツだよねぇ。
見た目悪くないのにさ~、キモすぎ。3mといい・・
そんなんじゃ、彼女離れていっちゃうよ?」

孝太郎
「・・・わかってる。
わかってるんだけど、彼女の前だと変になっちゃうんだよね。
はじめて好きになった人とつけあえて。
オレ、バカになっちゃったんだ。
こんなバカと彼女がずっと一緒にいてくれるなんて思ってないよ。」

みさを
「大丈夫。そんだけ自分で分かってたら大丈夫でしょ。
ただ、束縛し過ぎはだめだよ?
そこだけイシキね!
わかった!?」

孝太郎
「・・・はい。
ありがと。甲斐ってやっぱいいやつ。」

孝太郎とみさを

その日の夜。アパートでのここみと孝太郎。

孝太郎はここみに3mの件を謝る。

そして、孝太郎がゴミ出しにいくと、そこには原田がいた。

原田
「彼氏のあなたにちゃんと言っとくわ。
明日夜8時に澤さんと出かけるから。
ちょっかい出すなって言われてたけど、ごめん、出す。」

部屋に戻って孝太郎はここみに何か言おうとするが、やめる。

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翌朝、孝太郎はここみに帰宅時間を確認。

ここみ
「6時には帰るよ?」

2人で登校する。

駅で別れ、ここみは、いつもなら原田も乗る電車に今日はいないことに、何やら考え込んでいる。

ここみ

孝太郎もここみも大学では、心ここにあらずな感じで過ごしていた。

夕方、6時13分、孝太郎が部屋に帰ると、ここみが先に帰っていた。

2人で夕食をとっても、話も盛り上がらない。

7時59分。出かけるならそろそろだ。

孝太郎
「デザート、アイス食べる?」

ここみ
「うんっ。」

間をおいて

「やっぱいいや。」

ここみ

孝太郎
「今から?」

ここみ
「うん、ちょっと急ぎ。」

孝太郎は、送ってく、と言おうとして、飲み込んだ。

「じゃあ、気をつけて、いってらっしゃい。」

–31話ここまで

○感想

”束縛するな”というみさをのアドバイスが功を奏したのか、それとも最後の抵抗のチャンスを逃す結果を招いてしまったのか?

どちらなのかは、次回のここみの行動次第。

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